今にも崩れそうな本棚の下で

漫画の感想を書いたり書かなかったりします。

無能力者VS異能力者を描く知略サスペンス「無能なナナ」

今回、ご紹介する漫画は「無能なナナ」。

できれば、この記事を読む前に、以下のリンクから第1話を読んでみてください。

www.ganganonline.com

 

舞台は、能力者が集められた孤島の学園。

炎を操る能力者や氷を操る能力者など能力者モノでありがちな能力者たちが揃っています。

一方、主人公のナナは、何も能力を持たない無能力者。

実は、ナナは、人類の脅威となり得る能力者を抹殺すべく、国家から送り込まれた暗殺者なのでした。

ナナが、能力がないながら、頭脳を駆使して強力な能力者たちを人知れず殺害していくストーリーです。

主人公が、無能力者・暗殺者だとバレないように一人ずつ仕留めていくところにサスペンス感がありますね。

 

能力バトルものの無能力者は、よく登場しがちですが、それでも体術があったり優れた技術があることが多いでしょう。

(通りすがりのサラリーマンとか超人戦線のキャラとか)

そういうタイプの無能力者も好みではあるのですが、純粋に頭脳だけで能力者に対抗するのが面白いところです。

 

原作者のるーすぼーいは、成人向けゲームのシナリオライターを主にやっている人のよう。

元々、伏線を回収してのどんでん返しが得意な人のようなので、今後の展開にも期待できます。

 

月刊少年ガンガン連載ですが、6月12日からwebでも「ディレイ連載」というものが始まるようなので、ぜひ読んでみてください。

 

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