今にも崩れそうな本棚の下で

漫画の感想を書いたり書かなかったりします。

かげきしょうじょ!!と「可能性」の話

最近、かげきしょうじょ!!ばかり読み返しているので、感想や思い付きのメモです。

(以下の内容は、かげきしょうじょ![かげきしょうじょ!!シーズンゼロ]、かげきしょうじょ!!6巻までのネタバレを含みます。

 

 

1  可能性の話

 

かげきしょうじょ!!には、「女性(さらさ)は助六には絶対になれない」と「さらさは、紅華のトップになる可能性がある(少なくともその可能性はゼロではない)」という対比があります。

そういう目で読み返すと、可能性に関する言及がちらほらあるなあ、という気がします(特に序盤)。

 

 

・物語の始まりは、さらさと愛が、「入学前に紅華桜の下に立った者はトップになれない(不可能である)」というジンクスを知らずに桜の下で出会うところから。

・さらさは、たぶんオスカルになれない(身長が高すぎる上に集団で孤立するから)(リサ)

・リサに娘役トップは無理(意訳)(聖)

・リサが、可能性なんてまだ誰にも分からない、と気づく

・愛が「未来の娘役トップ有望株」は「無い」(聖)

・天変地異があろうと、さらさは、助六にはなれない(白川巴)

・友達なんていらない、ましてやさらさなんてありえない(奈良田愛)

・思いや願いはかならず叶うものではない(煌三郎による自来也bot

・出てしまったら二度と戻れない(小野寺先生)、やめてしまったらそこで終わり(彩)

・トップにはなれないよ そのままじゃな(安道先生)

・(男の子でも助六になれない子はいるが)絶対じゃない(さらさ)

 

2  スピンオフ

 

本編も良いんですけど、スピンオフが全部面白い。

里美聖 編が一番好きです。

結婚するとこまで描いてほしい。

(2人が結婚するか分からないけど)

 

3  さらさの父親問題

 

まだ歌鷗で確定ではなくて、煌三郎の可能性もある、みたいな意見も見かけたんですけど、どうなんですかね?

6巻までしか読んでないですが、確定なのかな、と思って読んでます。

 

「あんな子が欲しかったなぁ」は暁也との会話なのでフェイクの可能性はありますが、「つくづく歌鷗さんの家系に弱いらしい」のあたりを見ると、これがミスリードとはちょっと考えにくいかな、と。

 

4  ブログの感想

 

他の人の感想を読もうと思って検索したら、あんまり出てこないし、なんならこのブログの前の記事がわりと上位に表示されてしまいます。

もはやブログで感想を書く、という行為自体が下火なんですかね。

 

前の記事↓

kido-ari.hatenablog.com

 

5  Twitter

 

作者のTwitter

https://twitter.com/psy93

 

作品の告知だけするアカウントというわけでもなさそうなのに、作者名がアカウント名にもプロフィールにも入ってないのが不思議。

 

6  その他

 

さらさは、初登場時、ひざの反動をつけずに高くジャンプします。

その姿は、刃牙で言えば、天内悠。

天内悠のモデルは天海祐希なわけで、シンクロニシティを感じますね(?)

 

終わり