今にも崩れそうな本棚の下で

漫画の感想を書いたり書かなかったりします。

能力バトル漫画オタが非オタの彼女に能力バトル漫画の世界を軽く紹介するための10作品

バジリスク〜甲賀忍法帖〜(せがわまさき、山田風太郎) まあ、いきなりここかよとも思うけれど、原作が「山風以後」を決定づけたという点では外せないんだよなあ。長さも全11巻だし。 ただ、ここでオタトーク全開にしてしまうと、彼女との関係が崩れるか…

タイトルが印象的・秀逸な漫画

インパクトがあったり、素晴らしいと思うタイトルの漫画を挙げてみます。 声に出して読みたい ・デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション(浅野いにお) ・神の左手悪魔の右手(楳図かずお) ・ボボボーボボ・ボーボボ(澤井啓夫) ・断裁分離のクラ…

「◯◯(人名)は××ない」式のタイトルの歴史

「かぐや様は告らせたい」を読んでいて思いついたのですが、「◯◯(人名)は××」、特に「◯◯(人名)は××ない」式のタイトルの作品は、かなり多いような気がします。 いったたい何が元祖で、何をきっかけに流行したんでしょうか。 思いついたもの、調べてみつ…

元ネタを知らない人でも楽しめる/「ULTRAMAN」

月刊ヒーローズ連載作品。 タイトル通り、あの特撮の「ウルトラマン」をベースにした漫画です。 舞台はウルトラマンが地球を去って数十年後。 主人公は、ウルトラマンと同化していたハヤタ隊員(早田進)の息子、早田進次郎17歳。 彼が、超人的な身体能力と…

太平洋戦争モノ・戦国時代モノのフィクションと主人公の思想・倫理

togetter.com 「この世界の片隅に」が反戦思想を押し出してかどうか等で盛り上がっていますが、このtoggeterの内容に同意できるかはともかく、フィクションでちょっと違和感を覚えることがあります。 太平洋戦争を舞台にしている作品などで、世間全体は戦争…

殺し屋女子高生たち「デストロ246」

mantan-web.jp 「ヨルムンガンド」の作者・高橋慶太郎が12月から新連載! ということで、それにちなんで同作者の「デストロ246」です。 現代の東京・横浜を舞台に、「殺し屋殺し」の主人公2人(女子高生)、政府機関の殺し屋(女子高生)、ヤクザの組長(…